2012年11月5日月曜日

電子書籍への失望

一時期私も電子書籍に期待して、本をKindleで買ったり自分で自炊したりしていたのだけど、最近は幻滅している。

電子書籍といっても、最初から電子データで提供されているものと、もともと紙だったのをスキャンしたものと、大きく2つに分けられると思う。で、どちらも今ひとつなのだ。

まず電子データで提供されているものへの不満
  • タイトルが少ない。フッサールのイデーン(の英訳)はあったけど、ヴィトゲンシュタインは論考のみ。
  • Kindleの表(Real World Haskell、あとARM System Developer's Guide)とか数式の組版がめちゃくちゃ
  • 誤植も多い。
じゃあ紙の本から自炊すればいいかというと、そうでもなくて、
  • 自炊は面倒。日曜の晴れた日に自炊していると、人生いかにも無駄にしている気がする。業者に頼むことも出来たけど違法っぽいし。
  • ページをめくるのが遅い。まあこれは私が未だにiPad1でPDFも上手に作れていないからだろうけど、そんなことにいちいちお金や時間を投資してられない。
  • 地味な問題点だけど、裁断してしまうと本としての形がなくなるので人に貸せない(その人がローテクだった場合)。
というわけで紙の本に回帰しようかなあと思っていたりする。

あと、一言付け加えると、AdobeのDigital Editionの電子ブックを2つ持っているけれど(どちらも数学書)、組版は文句のつけようがないものだった。