電子書籍といっても、最初から電子データで提供されているものと、もともと紙だったのをスキャンしたものと、大きく2つに分けられると思う。で、どちらも今ひとつなのだ。
まず電子データで提供されているものへの不満
- タイトルが少ない。フッサールのイデーン(の英訳)はあったけど、ヴィトゲンシュタインは論考のみ。
- Kindleの表(Real World Haskell、あとARM System Developer's Guide)とか数式の組版がめちゃくちゃ
- 誤植も多い。
- 自炊は面倒。日曜の晴れた日に自炊していると、人生いかにも無駄にしている気がする。業者に頼むことも出来たけど違法っぽいし。
- ページをめくるのが遅い。まあこれは私が未だにiPad1でPDFも上手に作れていないからだろうけど、そんなことにいちいちお金や時間を投資してられない。
- 地味な問題点だけど、裁断してしまうと本としての形がなくなるので人に貸せない(その人がローテクだった場合)。
あと、一言付け加えると、AdobeのDigital Editionの電子ブックを2つ持っているけれど(どちらも数学書)、組版は文句のつけようがないものだった。
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